今日も雑談です。
目次
三国志大戦イラコンで入賞しました
もう随分と前のことになるんだけどpixiv のイラストコンテスト「三国志大戦イラコン」にて優秀賞を頂きました。(2020年10月)
イラストはこちら↓
三国志大戦ってゆうのは大手ゲーム会社セガ様が運営する超絶大人気オンライン対戦型トレーディングカードゲームのことです
ゲームセンターで遊べるのかな?
聞いた話によるとゲーセンのマシンでカードの印刷なども出来るようです、なんか凄いですね最近のゲーセンは
因みに上の絵はカード化されます、カード化された暁には是非使ってやって下さいね。
一応呂布のつもりで描いたんですが、どの武将としてゲーム内に登場するのかは未定です
さて今日は、このイラコン入賞を機に創作活動に大きな変化が起こったのでそれについて思ったこと書きますね。
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オッサンの絵を描くお仕事がいっぱい来た
まず大きな変化というのはお仕事の依頼やお仕事に関する問い合わせが沢山来たということ。10社くらいから一気にドカッと頂きました。
全て三国志大戦イラコンの結果を受けてのものだと思います。なぜなら依頼内容は全てオッサンを描く仕事だったからです。
(今までお仕事依頼はちょくちょく頂いていたのですが全て女性を描くお仕事だったので間違いなくイラコンの影響です)
自分に求められていたのは硬派な男性キャラを描くことだった
自分の描きたいものと世間の需要とがズレてた
これに関して強く思ったことは、「自分の絵柄やタッチが活かせる分野は現状ではオッサンを描く仕事だったのだ」ということ。
「自分が描きたいものと世間が自分に求めていることが違っていた」ということ、でした。
(これまでずっと美女を描く練習をしてきたんですが、どうも自分が描く女性像は世間一般ではあまり使い道がない様なのですね…残念だけど)
これは完全に盲点だったというか、自分では全く気づきませんでした。
なぜならオッサンの絵を描きたいとは全然思っていませんでしたし、まさか自分の描いたオッサンの絵が世間から必要とされるなんて夢にも思ってなかったからです、
この事から思うことは、
お仕事をゲットするためには自分の活動分野を見直すのもあり?
頑張っているのに、または腕に自信があるのになかなか仕事に繋がらないとお悩みの場合は自分が活躍できる分野は何なのかを改めて見直してみるといいかも知れないですね。
女性ばかり描いてるなら男性を、
人物ばかり描いてるならクリーチャーやメカなどを描いてみたり、
自分に求められていること/自分が活躍できる分野は、自分が思っていることとは全く別の所にあるのかも知れません。
でも無理に変えなくてもいい
とは言え、自分の得意分野や好きなものを捨ててまで違うものを描くなんてそう簡単にできる訳ではないので無理にそうする必要もないと思います。
スランプに陥ったり、自分の絵柄に飽きたり、いずれ自身の活動を見つめ直す時が自然と訪れると思うので、それまで今できることを精一杯やっていけば良いのかな、と。
今回僕もなぜ描きたくもないオッサンを描いたかというと、何か考えや狙いがあった訳ではなくスランプで女性の顔が思うように描けなくなっていたからでした、
そんな理由です。
スランプがたまたま良い結果を招いたんですね
あともう一つ思うことがありました。
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リアル絵は競争相手が少ないブルーオーシャン市場??
僕はプロのイラストレーターとしてはまだまだひよっこで無名&無実績です、それでも沢山の依頼が来ました。
この事から思った事は、
他に仕事を頼めそうな候補者がいないのでは?
ということです。
リアルタッチ男性キャラの需要は沢山あるのに対して、それに応えられる絵師があまりいないのではないかと。
イラストレーターの選定って思いの他リスキーで絵が上手いだけでは発注されないとよく言われますよね。
実際、イラストのお仕事って受注から納品に至るまでが意外と大変です、少なくとも僕にとっては普通に難しいです。
厳しいクオリティチェックをクリアすること以外にも、先方の都合による仕様変更への対応など想定外なことや面倒に思うこと(腹立つことや泣きそうになること)も発生します。
だから作家さんが途中で飛んでしまう(連絡がとれなくなる)ことも珍しくないのではないかと…
→【お仕事体験談】「立ち絵は背景描かなくていいから楽勝〜♪」は間違いだった話。クオリティチェックの厳しさに泣かされました(°▽°)
だからイラストレーター選びはそれなりに慎重に行われているのだと思います。
そういった状況下で無名無実績の作家に発注を決める理由は他に選択肢がないから、というのが大きいように思います。
つまりはリアル系イラストのお仕事は競争相手が殆どいないブルーオーシャンジャンルなのではないかと…
断言はできないですが個人的にはそう思っています。リアル系絵師は上手く描けてさえいればお仕事を貰いやすいのだと。
逆にアニメタッチは恐ろしいほどのレッドオーシャンなんだと思います…………上手い人で溢れかえっているから、上手いだけでなく何らかの付加価値がないと見つけてさえ貰えないのではないか、と…
リアル絵は人気ないけど好きなら描き続ける価値あり
お伝えしたいのは、
リアルタッチは人気がなくモチベーションを維持するのが難しいけど描き続ける価値はちゃんとあるということ。
この点、僕はずっと迷っていたので是非お伝えしたいことです。
- リアルタッチは頑張って描いてもあまり見て貰えない…
- 手間がかかる割に稼げないのでは?
- 将来の展望も明るくないのでは?
- そもそも誰も必要としてないんじゃないか…?
- 絵柄変えなきゃ駄目なんかな…
と自分の好きな絵柄を捨てて描きたくもない萌え絵やアニメタッチの絵を練習しなければならないのかと一時期凄い迷っていましたが、そうでもなさそうです。
リアルタッチでも活躍できる場&メリットはしっかりあるようです。
リアル絵のメリット
前述したように競争相手が少ないため画力さえあればお仕事に繋がりやすいこと。
また稿料も比較的高いと思います。
背景なしのキャラクター1体の立ち絵で10万円越えの案件も珍しくありません。背景有りなら15万くらい。
特に中国が関わっている案件はそうだと思います。
国内案件はもうちょっと安いみたい…背景までみっちり描いても3万〜5万円とかよく見かけます…
デメリットは?
ただ求められるクオリティが高い傾向にあるので大器晩成的な道のりを覚悟しておくべきかな、とは思います。なんの成果もでない下積み時代が長く続きます
5〜6年は覚悟しといた方が良いかも。全くの初心者から目指すならもっとかかりそうです…
イラコンでは入賞できなくても大丈夫
あと、イラコンは入賞しないとお仕事に繋がらないかというと、そうではないです。入賞しなくても大丈夫です。
なぜなら上記お仕事の依頼は結果発表の前から来ていたからです。投稿した直後から来ていました。
クライアントさんの目に留まるクオリティで、「変な人でない」ことが確認できればクライアントさんは連絡してきてくれると思います、
変な人でないかどうかは、プロフィールをしっかり書くとか、分かりやすい(見やすい)ポートフォリオサイトを作っとくだけでも伝わると思います。
「真面目に絵の仕事をやる気がある」ってことが伝われば何でも大丈夫だと。
という訳で今日はリアル系イラストを描くことのメリットについてお話ししました。
まずはオッサンを描けるようにしておくといいかも…詳しい理由はコチラで↓
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ではまた^_^
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