絵の上達の為には、ポリシーやこだわりを捨てる事も時には必要⁇

タイトル「美しき邪道」2018.1月作

マエコ

こんにちわ、たまにはセクシーなイラストも描くマエコです^ ^

これは、コンセプトやテーマなど何にも考えず、とりあえずセクシーなイラストでも描こうか、と思って描いた作品…

当初は軽く描き上げるつもりだったのですが、例によってまたとんでもなく時間がかかってしまったのでした…

その苦労話は後でがっつりするとして、まずはこの女性のプロフィールを載せておきますね、

マエコ

今回は悪女です^ ^

魔え子様プロフィール

☆名前☆
魔え子 …様

 

☆行儀が悪い☆
彼女はくだらない常識には囚われない
とっても礼儀知らずでお行儀が悪いのだ
(だからパンツだって履いてない(^_^*))

 

☆口も悪い☆
彼女のマシンガン毒舌トーク術はもはや芸術的レベル、
彼女に礼儀作法を説く愚か者達は、
彼女の口から華麗に吐き出される毒によって瞬く間にその自尊心を侵されてしまう、
彼女と議論して勝てる者はいない
お行儀は悪いが頭は相当キレるようだ

 

☆性格も当然悪い☆
その美貌の虜となり彼女に愛と忠誠を誓う哀れな者達が後を絶たない…
だが彼女は彼らに一切の見返りを与えないのだ、
なぜなら、彼女が愛しているのは自分だけだからだ！キリッ
一生を捧げたにも関わらず、彼女に見向きもされなかった無念の亡霊達が今日も彼女の気を引こうと彷徨っている

 

☆好きなこと☆
お化粧、エステ、ボディーメイキング、アクセサリー収集、etc…

彼女が外見の美に執着するのは、何か訳があるようだ。一説にはあまりに醜悪な内面を隠すため、という説も…
(もしかして自分の素行の悪さを少しは気にしているのだろうか……)

 

☆趣味☆
ツーリング
彼女のマシンは音速を超えるスーパーマシン、もはや肉眼で捉えることはできない、
誰の目にも触れることのないこの瞬間、すなわち彼女が美しき仮面を脱ぎ捨て、ありのままの(醜いままの)姿でいられる至福のひと時なのだ
……………

彼女はとても賢い、
自分の醜さが周囲にどれだけ害をもたらしているか理解しているし、気にしていたこともあった…

だが彼女は知っているのだ、
たとえ醜くても自分を曲げる必要も抑える必要もないことを、
ありのままの自分に誇りを持ち、自分自身が決めた道を進んでいく、それこそ人生の意味だということを

没を出してしまった話

制作期間は2ヶ月ほど、(時間にしたら150時間くらい…)
途中没を出してしまったので、その分を含めると3ヶ月くらいかかってしまいました…

ボツ↓

なぜそんなに時間がかかってしまったかというと、

ずばり、理想の顔が描けなかったからです

デジ子

また顔？顔ばっか描いてるね〜、マエコは…

マエコ

ほんと顔だけは妥協するわけにはいかないんです、(←顔描くの大好き)

以下、ボツ顔特集。一気にご覧下さい↓

今見ると、すごい変だと思える……形も歪んでるし、

顔の描き方についての参考記事はこちら↓

イラスト上達！綺麗な顔を描くためのたった2つのポイント！

自分の中のこだわり、既成概念をぶっ壊した話

今回は、「大人びたクールな美しさと小悪魔的な可愛さを兼ね備えた表情」が描きたかったんです、

デジ子

欲張りすぎでしょ…

でも何回描き直しても上手くいかず…
特に大人びたクールな雰囲気を出す事が出来なかったんです.

1ヶ月間悩みに悩んだ結果、その原因が分かりました。

僕はそれまで、「目と目を心持ち離して描くこと」が可愛い顔を描くポイントだと思っていました。実際それは間違いではないです(アニメっぽい絵は大抵そうなっていると思います)

今までそれが自分の中でのポリシーというか、それをとても大事に描いてきました。

だからなかなか気付かなかったんです、
それが「クールな雰囲気を出せない原因」だということに…

この経験で、「どうしても上手く描けない、何回描き直してもなんか違う、」という時は、自分が絵を描く時に大事にしているポリシーやこだわりさえもぶっ壊す必要がある、ということを学びました。

マエコ

そんな事はなかなかできる事ではないですが…

もう悩みに悩んで、崖っぷちまで追い詰められたからこそ出せた答えだったんだと思います、

その甲斐あってか、顔を描くスキルをさらにアップさせる事が出来ました。

その後新たに練習した顔がこんな感じ↓

最終的に落ち着いたのがコレ↓

クールでありながも小悪魔的な可愛さを備えた顔が描けたと思います。

マエコ

よかったよかった、

皆さんも、思い通りに描けず行き詰まってしまった時は、自分のこだわりのタッチさえも抜本的に見直すことで、壁を乗り越える事ができるかもしれませんよ。

頭の片隅にでも置いといてください、いつか役に立つかもしれません、