よし、今日から絵を描こう!
思っていたより難しいという現実に直面してしまい、
自分はなんて下手なんだ?!
あんまり楽しくない〜、
とやる気半減してしまう事ってありますよね。
これには、初心者特有のいくつかの勘違いが原因になっている気がします。
その最たるものが「絵は才能…」というもの。
でも、勘違いするのも無理はありません、
なぜなら絵の上達方法ってだーれも教えてはくれないですから。
よくよく考えると絵の描き方って、教えてもらえる機会が全然ないんですよね……
そのせいか、絵の上手い人は才能やその人独自の感覚やセンスで描いているんだと思われがちです。
そんな事はないんです、
描き方を知っていれば誰でも描けるようになります。
という訳で、初心者の方がどういう意識(目標)をもって描いていけば良いか、をお話ししようと思います。
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プロでも一発で描けるわけじゃない、描き直しが前提
まずは、どんなに上手い人でも一発で描いてる訳じゃない、ということ。
・とりあえず大まかな下書きをして、なんか違うなぁ〜っと思う所を修正
・次は細かく描いていく、
そこでまたおかしな点に気付いて修正。
例えば、「もうちょっと目は離した方が可愛いな、」とか「腕が長すぎたな」とか…・そして、何回描き直してもなんか変な時もあります。
そんな時は見本(資料)を探して確かめます、
「なるほど、こんな形をしてたのか、思ってたのと全然違うやん」
そしてまた修正…以降この繰り返し
こんな感じです^ ^
つまり絵を描くというのは、
「間違いに気付いて、それを修正する」
ということの繰り返しなんです。
上手い人も誰もがこうゆう手順を踏んで描いています。
ただ彼らは物凄い量の練習を重ねてきているので、そのスピードが驚異的に早いです。
間違いに気づくのも早いですし、短時間で修正できます。
だから一発で描いてる様に見えるだけです。
なので、まだ絵を始めたばかりの人が一発で描けなくても「自分は才能がないんだ…」なんて落ち込まなくて大丈夫です。
プロですら幾度かの修正を経て魅力的な作品を仕上げているのですから、僕達も何回も描き直すことを前提に描いていきましょう。
沢山線を引いて大丈夫
初心者の方の描き方を見ていると、
いきなり清書のような本気の線で描こうとしているのをたまに見かけます。
迷い線が殆どない…↓
一発で描こうとしているのでしょうか?
こんな感じで↓
「こうかな?もうちょっと大き目かな?」
と感じたことをドンドン描いてみてください。
沢山間違えていいんです。
むしろ大事なのは、それが間違いであると気付けるようになることです。
なので沢山間違えてそれに気づく訓練をしましょう。
(あと、これは個人的な意見ですが、「消しゴムはそれ程使わなくていいんじゃないかな」と思います。
線を引きたくって、「あ、いい感じかも」と思えた時に、いらない線を消してください。)
考えることによって絵は上手くなる
間違いに気づいたら、それをどうやれば上手く修正できるかを考える事が大切です。
後でまたお話しますが、初心者のうちは常に資料(見本)を参考にしながら考えた方がいいです。
考えて考えて、時には挫けそうになりながら、
幾度かの描き直しを経て
「あ、なんかいい感じに描けた!
そっか、こう描けばカッコよく見えるんだ」
という答えが得られた時に、絵は上手くなります。
この答えが、自分の頭に蓄積されていく事が「絵が上手くなる」ということなんです。
上手い人は、感覚やセンスではなく、こういった確固たる知識に基づいて描いているんです。
なので沢山描いて沢山考えてください。
できれば答えが得られるまでよく考えてください。
これが継続できたなら、絶対に上手くなります。
めんどくさいんだもん…
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資料を参考にする
初心者のうちは、自分の頭だけで考えて答えを得るのは正直難しいです。
さっきも少し触れましたが、
その時に役に立つのが「資料を参考にする」という事なんですね。
めんどくさがらずに分からないところは、その都度資料をみて確かめましょう。
そうする事で上手く描くためのポイントがドンドン頭に蓄積されていきます。
これはホントに大事なことなので「資料を見る」という癖を早めにつけてしまいましょう
資料は、まずは好きな漫画でいいと思います。
将来的には写真や人物画の教本から学ぶのがオススメですが、今は難しいと思うので
まずは漫画からで良いと思います。
自分が上手く描けなかった部分を憧れの漫画家はどうやって描いているのか?
そして考えてみましょう
腕や足のラインは何故こうゆう凹凸があるのか?とか…
鼻の穴を描くの難しいのに、ちゃんと描けてる、
なんで?とか…
手前に伸ばした腕を正面から見たらどう見えるんだろう?とか…
そうゆう疑問が湧いてくると自分の腕をしげしげと観察してみたり、鏡の前で自分でポーズをとってみたり、綺麗な女優さんの顔をスマホに保存してみたり、
自然と写真や教本から学ぶようになってきます、
模写はパクリではない
たまに模写ばかりしているとオリジナリティがなくなるという様な意見を耳にしますが、
そんなことはないですよ、
パクリになるとか心配せずに、ドンドン真似してください。どんなに真似しても自然と自分の癖が出てくるものです。
これは持論ですが、独創性(オリジナリティ)というものは、この癖のことに他なりません。
初心者のうちは、どうしても誰かの作風に似てしまいますが、これは仕方のない事で、アナタだけでなく誰もがそうなります。
なので今は独創性がないことを、そんなに気にしなくていいと思います。初めから独創的な絵が描ける人はいないですから、
上手い人の技術を真似したり、盗んだりしていると自分の癖も自然と磨かれていきますので。
磨き続けていれば、いずれ光を放つようになってきます。
まとめ
こんな感じでしょうか^ ^
ちょっと上手く描けなかったからと言って「自分は絵が下手なんだ〜」と決め付けるのはまだ早いです。
まずは沢山描いて沢山間違えてください、
「沢山描け」というのは一般的にもよく言われてますよね?
ですが本当に大事なのは、その間違いに気付いて「どうやったら間違いを正せるかを考える」ことです。
考えてもわからない時は、諦めずに上手い人の絵や、写真を参考に真似してください。
それで得られた答えを蓄積していく事が「絵が上手くなる」ということなんです。
間違っても才能があるから上手くなるんじゃないですからね、
度重なる勉強と練習の賜物なんです。
こうやってしっかり勉強しているうちに、いつのまにか「自分にしか描けない絵柄」というものが出来てきます。
ただ、どうしても時間はかかってしまいます……
個人差はありますが、1ヶ月単位で少しづつ上手くなっていくイメージです…
続けていると、たまに急激に上手くなったりもします、
……逆にスランプに陥ったりもします
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