描くのが苦手なモノ、難しすぎて嫌になるモノ……皆様はどう対処していますでしょうか?
今回は苦手分野の克服方法について考えてみましょう。
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目次
辛い練習に耐えられるか?
苦手なものを克服するために、あえて苦手なものだけを集中的に描く、という練習方法を思いつくかと思いますが、
少なくとも僕には出来ませんでした…
その代わりに
まずは、とことん好きな物ばかりを描くという方法があります。
「好きな事ばかりやるのは、単なる逃げじゃないのか?
絵の上達はそんなに甘くないだろ?」
と思われるかもしれませんが、
僕はそうは思いません。
「好きなモノ以外は全く描かないのか?」
と言われたらもちろんそうではありませんが、僕の絵を描く時間の7〜8割 はキャラの顔を描くことに費やされてきました…
そうです、僕は顔を描くのが好きです、
それでもこうゆう絵が描けるようになりました。↓
好きなモノばかり描いていても上手くなれます。
ただ効率の面で考えたらあまり良いとは言えません。
効率よく上達するには、やはり真っ向勝負がよいでしょう、つまり苦手なものに果敢に挑んでいく方法です。
ただ、それがどうにも出来ないと言う方にこのやり方を紹介します。
詳しく見ていきましょう。
不安や迷いを退ける信念が手に入る
このやり方の最大のメリットは、絵を描き続ける為に必要な、高いモチベーションを維持しやすいという点です。
はじめは「顔描くの好き!」とただ楽しんで描いているだけだったとしても、
描き続けている内に「もっと可愛く描きたいとか、もっとカッこよく、もっとリアルに」とか、自分がどう描きたいかが具体的になってきます。
すると楽しく描くばかりでなく、ちゃんと資料を参考に勉強するようになったり、納得いくまで何度も描き直すようになってきます。
そうなれば
「これだけは人より上手く描ける」という自信が芽生えてきて、モチベーションが高まり夢中で描くようになってきます。
そしてついには「自分にしか描けない絵が描きたい!」「もっともっと上手くなりたい!!」という強い向上心を抱くようになります。
この自信と向上心があれば、
何か壁にぶつかって、挫けそうになっても踏ん張ることができます。
「才能ないかも…頑張っても無駄かも…、」という不安が襲ってきたって負けません。
この2つがいつも自分を支えてくれます。
これは、絵を上達させるという大変な道のりを一緒に歩んでくれる最大の味方なんです。
これさえ手に入れば「もう他に必要なものは何もない」と言っても過言では無いのですが…、
それでは話が終わってしまうのでもうちょっとお話します、
お尻に火がつく
好きなモノばかり描いていても、
苦手なものを描かねばならない時というのは、確実にやってきます。
ですが、この時に好きなモノを上手に描けるという事実は、自分を奮い立たせてくれます。
なぜなら、好きなモノが上手に描けたのに、それを苦手なもので台無しにする訳にはいかないからです。
「嫌だけど描かなしゃーない!」と自分にムチ打つ事ができるんです、
つまり、自分を強力にサポートしてくれるということ。
が、しかし…
好きなものを描くといっても決して楽な方法という訳ではないのです。攻め方が違うというだけで、真向勝負と費やす労力はほぼ同じだと思います。
でも好きだからこそ頑張れるはずです。
では、このやり方の辛い面を見て行きましょう。
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妥協は許されない
好きなモノだけ描いて上達するためには、一つ注意しなければならないことがあります。それは、
絶対に妥協してはいけない、ということ。
少しでも変だなと感じるなら、その原因を突き止めて修正しなければなりません。
何度描き直しても、変だと感じるなら、さらに何度でも描き直さなければなりません。
何が原因か分からなければ資料を見るなり、上手い人の絵を参考にするなりして、自分の絵に何が足りないのか解るまで考えなければなりません。
時には抜本的に描き方(タッチ)を変える必要もあります………(続く)
「よし、上手く描けた!」という満足感が得られるまで決して諦めてはいけないのです!!
そこまで自分を追い込めるかどうか……
ですが、好きなモノだからこそ諦める訳にはいかないはずです。好きなものを自分の納得いくように描けないのなら、描いても虚しいだけではないでしょうか?
少なくとも僕は、好きなモノを上手く描けないのなら、筆を置いてしまうでしょう……
苦手なものを描かない上に、好きなモノさえも妥協するのなら、それはもう……
自分の好きなものを妥協することは、自分に嘘をつく事です。
その状態で自分と見てくれる人を満足させる絵を描く事が出来るでしょうか?
好きなモノが上手く描けない時は?
僕は顔を上手く描けるようになったことで、自信を持つことができましたが、もちろん顔が上手く描けなくなった時もありました。
……
自分の拠り所だったモノがなくなる訳ですから、
でも今までずっと顔ばかり描いて、綺麗に見える描き方を研究して、実際にコツコツと上達してきた事を思うと、
どうやったって諦めることなんか出来ませんでした
繰り返しになりますが、好きなモノをとことん描くということは、簡単には挫けない強さを手に入れることでもあるんです。
僕がこの方法をオススメする理由は、他でもないココなんです。
人の目は気にしなくていい
では、ここで僕が描いてきた得意な顔とやらを一部お見せします。
どうでしょう?
………
ぶっちゃけ気持ち悪くないですか?笑
てか顔色わるー!なに?この子達病気なの〜???
そうなんです……正直下手くそです、
でも当時は、この出来にとても満足していました。
信じ難いことに、
「オレめっちゃ上手い!」
と思っていたのです……
大事なことは、自分を満足させることです。それが世間一般から見て下手くそだったとしても別にいいんです!
要は「自分は絵が上手い!」と思い込む事が出来れば、描き続けることができます。
描き続けることが出来れば必ず上手くなります。
実際、僕は人に絵の評価をお願いしたことは殆どありません。常に自分が納得できるかどうかだけを基準に描いてきました。
元々自分に厳しい性格ではありますが…
人に認めてもらえなくたって上手くなれます。
なので、自分の好きなものを自分の描きたいように描く事が大事なんです。
最後に(自信があるから苦手なものに挑戦できる)
絵を描き続けるためには、たとえ思い込みでも「私は絵が上手いんだ!」という自信を持つ事が何より重要だと考えます。
その為には、「好きな物ばかり描く」というこの方法は有効です。
魅力的な絵を描くためには、いずれは苦手な分野も克服しなくてはなりませんが恐れることはありませ。
なぜなら、「好きなモノを上手く描ける」という強力な後ろ盾があるからです。
実際苦手なモノに挑戦しても、すぐには上手く描けないでしょう、何度かは挫折してしまうこともあると思います
ですが、それ程気にはなりません。しばらくすると必ずまた挑戦しようという勇気が湧いてきます。
好きなものを描けるという事実は、それほど自分を強く支えてくれるんです。
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