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ある程度模写が出来るようになってきた様なので、
いよいよオリジナルの絵を描く時です！
頭の中にある自分だけの世界や妄想、独創的なアイデアを視覚的に具現化するというのは、絵を描くことの醍醐味です！
絵を描く以外の方法でこれを可能にする手段が他にあるでしょうか？
これこそ、「写真では叶わない、絵だからこそ出来る、絵の素晴らしい所」なんだと僕は思っています。
絵を描くってサイコーにクリエイティブです！
と、ちょっとテンションが上がってしまいました…
という訳で、魅力的なオリジナルの絵を描くにはどうゆう練習をしていけば良いのか早速見ていきましょう、
(オリジナルの絵といっても、色んなジャンルがあるので、ここではキャラクターの描き方についてお話しします。
心配せずともオリジナルキャラクターの描き方はそれ以外の、アイテムやモンスター、背景などを描く際にも全てに応用できます。)
初期の練習方法としては、やはり漫画を利用した方法をオススメします。
手順としては次の2ステップです、
1.まずは、好きな漫画のキャラクターを何も見ずに自在に描けるようになりましょう。
漫画は出来ればデフォルメが少ないモノが良いです。オススメの漫画はこちら↓
漫画の模写は絵の上達の第1歩。模写する漫画を選ぶ際の5つのポイント
2.それが出来るようになったら、それにオリジナル要素を盛り込んでいきましょう。
この2ステップです。
大まかですが、これでオリジナルキャラを描く基盤が出来上がります。
後で詳しくお話しますが、漫画を使って人体の構造を理解しましょうというお話でもあります。
では詳しく見ていきましょう。
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目次
漫画のキャラクターを自在に描けるようにする。
今まで模写していた好きな漫画のキャラクターを、今度は元絵を見ないで描いて見ましょう。
自分の好きなように、ポーズをとらせて動かして見てください。
また、ポーズに合わせて表情も色々変えて見ましょう、
どうでしょう？
…難しいですよね？
というか殆ど描けないのではないでしょうか？
でも、なぜ描けないのでしょうか？
これまで何回も模写してきたのに…
カタチを覚えていなければ想像では描けない？？
それは描こうとするモノの形を覚えていないからです。
形というのは、例えば
・頭の大きさは体に対してどれくらいか…
・腕の長さは頭何個分か？足の長さは…？
・輪郭の中で目はどの位置にあるか…大きさはどうか？
・口と目の距離は？大きさの比率は？
などなど…沢山あります^_^
自分の想像で絵を描く場合は、こういった情報がちゃんと頭に入ってないと描くことが出来ないんです。
どんなに絵の上手い人でも知らないもの(形を覚えてないもの)は描けないのです。
上手い人は才能があるから何でも描けるんだろう…なんて勘違いしていないでしょうか？
上手い人は単に、絵を描くために必要な膨大な量の情報が頭の中に入っちゃっているだけなんです。
なので、オリジナルの絵を描くためには
描こうとするモノの形(情報)を覚えていかなければなりません
ではどうやって覚えていくのでしょうか？
形を覚える為の5つのステップ
形を覚えていくには、「見ないでも描ける様にする！」という意識を強く持つことが大切です。
その意識をもって、具体的には次の5つのステップを踏んで下さい
形を覚えるための5ステップ
STEP1.一度模写した絵を、今度は何も見ずに数回描いてみましょう。
2回目3回目と回数を追うごとに、「さっき描いたばかりだから意外に描けるもんだなぁ」と実感できるはずです。
STEP2. 1を繰り返して、見なくても描けるものを増やしてください。
色んなポーズ、色んな表情を1でやった様に数回描いて、出来るだけ覚えてください。
STEP3.慣れてきたら、今度は模写ではなく想像で描いてみましょう。
初めに比べたらある程度は想像でも描けるようになってるはずですが、まだまだ上手く描けない所も沢山あるはずです。
例えばこんな感じ↓
描き直すべき箇所が山程あります……^_^
STEP4.想像では上手く描けなかった部分を、参考になる絵を探してきて見比べて描き直してください。
正しい形とはどんなものか、確かめて修正してください。
参考資料↓
漫画スラムダンクは人体の教本と言ってもいい程、参考になる絵が溢れています^_^
STEP5.描き直した部分の形を覚えて、今後想像で描けるモノを増やしていきましょう。
以降、3〜5の繰り返し
要するに好きなキャラを想像で描いてみて、
描き方が分からなかった所や、描いても変だった所を本物と見比べて修正しながら覚えていくんです。
ここで大事なのは、修正して「はい終わり」ではなくて、次も似たような絵を描くときに想像でも描ける様な応用力を身に付けること、です。
やらなければならない事
出来れば「優しい人物画」などの美術書を併用してください。
形を覚えると一言で言っても、アングルやポーズによってその見え方は目まぐるしく変化します。
なので人体の構造(筋肉・骨格)を理解して、筋肉の形を立体的に把握していなければ、その変化に正直対応しきれません。
コレをやって欲しいが為に、描きやすい漫画を活用しているだけなんです。
人体構造を理解し、覚える事が真の目的です！
なので、必ず効果の出る練習方法です。
優しい人物画の活用方法はこちら↓
キャラ絵が劇的に上手くなる！(体編)どんなポーズも自在に描けるようになる方法！
そしてもう一つ知っておいてください。
知っておいて欲しい事
形を覚えるといっても一個一個確実に覚えていけるかというと、そう簡単ではありません…
色々描いているうちに、多角的に、徐々に覚えていくようなイメージです。
時間もかかりますし、数をこなさなければならない部分なので、大変ですがここは頑張り所です。
沢山描いて沢山の知識を身につけてください。
知識がついてくれば、見たことのない形でも、それを素早く情報化して、覚えるスピードも上がってきますので、
漫画のキャラクターにオリジナル要素を盛り込んでいく
想像で描く練習は順調ですか？
人体の構造は覚えられそうですか？
遊び感覚でオリジナル要素を盛り込んでいく
好きな漫画のキャラが自在に描ける様になってきたら、今度はそれを好きにアレンジして見ましょう。
ここは、特に難しく考える事はないです、
遊び感覚で楽しんでやってください。
髪型を変えて見たり、目を大きくしてみたり、丸顔を面長にしてみたり、
はたまた、別の漫画のタッチをミックスしてみたり、…etc
前半に説明した、人体構造を理解してモノの形を覚える事が出来る様になれば、そのカタチを組み合わせて色々自在に創ることができます。
そしてこの方法は、キャラクター以外のモノを描く時も同じです。モンスターや、アイテム、メカ、背景などなど….
まずは基本のカタチを勉強して覚えて、それに自分の好きな要素を盛り込む事でオリジナルの絵を描くことができます。
自分だけの独創的な絵を描く為に
ですが、これは単なる基本です。この程度では、満足出来ないですよね？
そうです、
つまり、大事なことは自分にしか描けない魅力的な絵(キャラ)を描くことです。
ちょっと長くなりそうなので、そのために必要なことはまた別の所で考えましょう、
一言で言うと、自分の「好き」を極限まで追求する事でそれは叶えられると思います。^_^
取り敢えず今回はオリジナルの絵を描くための基本をご説明しました。
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