こんにちわ、
デジタル絵描きと名乗りつつ、絵を描く時間が全く取れなくなってしまったマエコです^_^
それはさておき、
キャラクターを描く上で、人体の構造を理解することは大事ですが、
たとえ骨格や筋肉の成り立ちを理解できていたとしても、それが皮を被った状態で、ある光源のもとで
実際どう見えるか?
どんな陰影が出来るか?
っていうのはまた別問題だったりするわけです^_^
そんな時に役に立つのがポーズ写真集ですよね、
という訳で今日はオススメのポーズ集を紹介します^_^
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目次
ハイパーアングルポーズ集
日常ではほぼ目にすることが出来ない超アングルからの写真が盛り沢山の言わずと知れた美術?参考書。
真下から、真上からっていうハイパーなアングルからのポーズ写真集です。
パラパラ〜とめくって見た第1印象としては、評判通り「お、いいやん、これ」と思いました。
そしてもう一度、今度は1ページづつじっくりと見てみると、とても参考になることが分かりました。
具体的には、
描くのが難しい部位 の陰影、見え方が分かる。
首周り、鎖骨周り
以前から首の根元がどうゆう構造になっているのかイマイチ分かりませんでした、
特に上から見たアングルで鎖骨や僧帽筋あたりを描こうとすると途端にどう描けばいいか、分からなくなってしまっていました…
「どこからが首で、どこからが肩なんだろう?」みたいな…
このポーズ集には、そんな僕が求めていた答えが沢山載っています。
腕を真上に上げた状態を上空から見下ろすと、鎖骨や僧帽筋ってどう見えるのか??
長年よく分からないまま放置していた疑問への答えがバッチリ載ってます^ ^
肩
肩も構造のよくわからない部位の1つです、
腕を手前に伸ばしている時、胸筋と肩の筋肉の繋がりの部分にどんな陰影が生まれるのかがずっと分かりませんでした…
風呂場で自分の肩を見ても男の筋肉質な肩は、女性のそれとはかなり違います
が、これもバッチリ載っています、
手前に出した足
手前に伸ばした腕や足も描きにくいですよね、
腕は鏡に映せばなんとか描けるのですが、足はそう簡単にはいかないのです…
鏡を前にズボンを下ろして絵を描いていると、なんだか惨めな気分になってしまうのは僕だけでしょうか…
(この点で、とても苦労した話をおまけとして最後に載せてます)
手前に伸ばした足を、正面から見た場合の足のラインもよく分かります、
背中
背中は鏡があっても自分では見れないので全般的に難しいです、
背中の写真だけなら普通のポーズ集でも間に合いますが、
角度のついたアングルで見せて貰えるのはやはり有難いです。
背中というか僧帽筋と肩甲骨の成り立ちがよく分かるのが嬉しいですね、
上からみると肩甲骨って結構出っ張ってるんですね、^_^
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買う前に心配していたこと、
極端にパースの効いた構図だったり、ヘンテコなポーズばっかりで逆に参考にならないんじゃないかと思っていたのですが、
そんなことはなかったです、
ノーマルアングル(普通のアングル)のポーズもたくさん載っていました。
内容の構成としては、
- ローアングル(アオリ)、
- ハイアングル(俯瞰)、
- ノーマルアングル
の3つに分かれているのですが、それぞれ30ページ程のしっかりしたボリュームがあります。
1pにつき載っている写真の点数は1〜4枚。
なのでサイズも大きく、細かい部分までよく観察できます
これが初ポーズ集
実は僕は、今までポーズ集って1つも買ったことなかったんです
なぜなら普通のポーズ集には普通のポーズしか載ってないからでした、
「一冊くらいは持っておきたいな」
と本屋でパラパラと物色してはみるものの、
自分で鏡を見れば描けそうなポーズしか載ってなかったので、買うには至らなかったんですね、
そんな僕でも「これはいいポーズ集だな」と思えました。荒木飛呂彦先生が絶賛するのも納得です、
(荒木飛呂彦先生は、「ジョジョの奇妙な冒険」を描いてる漫画家様です、)
このポーズ集のまえがき、ちょっと笑える内容になっているんですが、なんとコレ荒木先生が書いているんです、それ程気に入ったのですね、
残念だった点
ポーズは女性のみ
十分満足な内容なので残念という程ではないですが、
男性の写真は載っていません、女性だけです。
顔はあまり参考にならない
ポーズだけでなく顔に関しても色んなアングルで写っています。
が!
モデルの方はとても綺麗な方なのですが、キャラクターの顔を描くにあたって参考になるほど綺麗かというと……
こんな人におすすめ
漫画を描く人
漫画はかなりバリエーションに富んだ構図で絵を描かなければならないので、特に役に立つんじゃないでしょうか?
と、荒木先生も言っておられます、^_^
リアルタッチで描く人
デフォルメの少ない絵・イラストを描く場合、人体は細かい部分までリアルに描かなくてはなりません、
痒いところに手が届く内容になっているので参考になると思います。
陰影の描き方が知りたい人
筋肉の構造は分かったけど、「実際の見え方、陰影の出来方が知りたい」という人にとって参考になると思います、
全ての写真がモノクロなので、陰の付け方がよくわかります。
こんな所ですね、
これは本棚の肥やしにはならずに済みそうな参考書です。
そして、どうやらコレ、シリーズ化されてるみたいなので男性バージョンがあったら是非とも揃えたいですね、
ではでは、今日はオススメ写真集「ハイパーアングルポーズ集」のご紹介でした、
それではまた^_^
おまけ
このポーズ集を見ていて、もっと早く買っとけばよかったな、と思える過去を思い出しました。
以前足を組み替えて見えてはいけない所が見えそうで見えないイラストを描いたことがあったのですが、
その時にとても難儀したのです
ネットで検索しても足を組み替えてる画像は沢山あったのですが、手前に突き出した足を正面からのアングルで見た写真は見つからなかったのです、
どうしたもんか、と考えた末
自分でポーズを取るしなかったのですが、
これがまあ大変でした
なぜなら
ズボンを脱いで鏡に対して足を突き出してそれをスケッチしなければならなかったからです、
めんどくさいし、冬だったから寒かったし、
何より、ズボンを下ろして絵を描くのはなんだか落ち着かない……
そして僕の足はそんなに綺麗ではないし、長くもない。だから労力の割にあまり参考にならなかったんですね…
なので自分の足とネットで見つけた綺麗な足の写真を頭の中で合体させてなんとか絵を描いたのでした……
実際の絵がコレ↓
結局上手く描けなかったのでアングルを少し変える羽目になってしまいました…
このポーズ集にはその足の写真が普通に載ってるんですよね、あっけないほどに、
もっと早く買っとけばよかったです、
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