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メンタル論 上達の為の心構え 模写

模写・デッサンが上手い人と下手な人との違いとは?

投稿日:2018年5月13日 更新日:

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マエコ
こんにちわ、デジタル絵描きのマエコです

 

 

模写・デッサンってなかなか難しいですよね?

 

 

絵を描こうと思い立ったら、まずは模写やデッサンをやることになると思いますが、この時にメキメキ上手くなっていく人と、逆に「なかなか上手くなれない!」という人がいますよね、

 

私は絵が下手なんだ…
自分には才能がないんだ…

 

と苦手意識を抱いてしまう人は、この始めの段階(模写やデッサン)でつまづいてしまう場合が多いんじゃないでしょうか?

 

 

何回描いてもぜんぜん形がとれない……どこを直していいかわからない……

もうダメ……泣」っていう…

 

 

 

絵の上達の過程には幾度となく壁が立ちはだかることになると思いますが、その第一関門がココです、

 

マエコ
しかもかなり大きな壁です!

 

 

ですが、ここさえ乗り越えることが出来れば、魅力的なオリジナルイラストを描くことだって何だって出来るようになれると思います。

 

なので今日は模写やデッサンが上手くいかない原因についてお話したいと思います、

 

では見ていきましょう

 

………………………………………………………

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モチーフをちゃんとミテル?

 

模写やデッサンが上手く出来るかどうかの決め手になるのは、

 

モチーフをちゃんと観ることが出来ているか、

 

 

これにつきます…

これが最大のポイントになると思います。
上達の早い人とそうでない人の分かれ目だと。

 

 

 

ちゃんと観る…

 

 

簡単なことのようでこれがなかなか分かりにくいんです、

上手く描ける人の「観る」と、そうでない人の「見る」には、かなりの違いがあります、
でもこの違いを言葉で説明するのってちょっと難しいです…

 

 

デッサン教室に通えばしっかり教えて貰えるのかも知れませんが、独学でやる場合はなかなか理解できる機会がありません、

だから多くの人が早々に「絵は才能なんだ…」と勘違いしてしまうんです、

 

 

それは本当に勿体ないことです。

 

 

以前、絵が上達しないと嘆いている方がいました。その方の絵をみると、決して下手という訳ではなかったんですよね、練習次第で伸びていくと思えるものだったんです…

 

…が、彼の頭の中はもう「自分には才能がない、頑張っても無駄、…上手くならない」に支配されてしまっていました……

 

なので「絵が上手くなりたい」と願う人に、やり方次第でちゃんと上手くなれると分かって欲しいです…

 

その時の話はコチラの記事に詳しく書いています↓

もう観るのも嫌!?模写が出来ない人は頭の中にイメージを作るのが苦手な人??

 

 

観るということの意味

 

観るというのは、ただ視界に入っているという見るではなくて、

モチーフの形や幅、太さ、厚み。奥行き。陰影などを一つ一つ注意深くよく観ること、です。

 

一つ一つ注意深く!

 

です^_^

 

 

ただなんとなく見ているだけでは絶対にそれを描き写すことは出来ません、

 

普段、毎日見ているものって色々ありますよね?

  • 学校や仕事に行く時に掴む玄関のドアノブとか、
  • 毎朝飲むコーヒーのカップとか、
  • 後はとか、手っていつも自分と一緒にいますよね?^_^

 

毎日毎日見ています、

 

 

 

でもこれ上手いこと描けないですよね?

手なんか描くのが難しいモノの代表格だし…

 

 

極端に言うと、模写やデッサンが苦手な人のモノの見方はこれに近いです。

頑張って見てくれているとは思うのですが、もうちょっと細かく正確に観なくちゃいけないんです……

 

思い込みで描いてはいけない

または、「自分の思い込み(先入観)が邪魔をしている」という可能性もあります、

  • 例えば「人の目はアーモンド型をしている」とか…
  • 車は四角い箱型をしている」とか…

 

いずれも一言でいうなら(簡略化して見るなら)、確かにそうゆう形をしています。

ですが模写やデッサンをする時はそうゆう見方をしてはいけません。見えるままの形(事実)を省略(簡略化)してしまっては、そっくりに描き写すことが出来るはずがないからです

 

 

 

観るとは知ること

上手に模写するには、モチーフの形に関する情報を正確に把握しなければなりません。

 

情報とは?

例えば手を描く場合なら、

  • 指の長さ、
  • 指の太さ、
  • 第1関節、第2関節の位置、
  • 手の平と指の大きさの比率
  • 手の厚みと指の太さの比率
  • 骨の細やかな凹凸、その位置関係、出っ張り具合…etc

 

手という形にはこれだけ多くの情報があります、(実際はもっと有ります)

この情報を正しく(見たままに)把握することが観るということなんです、

 

勝手に決めてはいけない

中指は人差し指より長いから、大体これくらいの長さだろう…」と勝手な思い込みで描いてはいけません、人差し指より長いのは分かっていたとしても、どれくらい長いか確かめてから描かなければならないんです。

 

 

模写は、これが出来ていれば簡単にできます、

 

観るというより「知る」ことだと考えた方が分かりやすいかもしれません、

(モノの形を他人に言葉で説明できるくらいになることが知るということ。)

 

上手くなる人は「観る」のが得意

 

絵が上手くなる人とそうでない人は、ここに違いがあります。

上手くなる人は、この観るということが何故か始めから出来ています、それか、早い段階で気づいたのかもしれません…

 

(一説には、右脳の働きが活発だとこれが得意なんだそうです、逆に左脳優位な人は見えるものを簡略化(記号・シンボル化)して見てしまうから、ありのままの形を把握しにくい、みたいな話もあるようです…)

 

 

そして、この違いのことが才能だって言われてるんだと僕は思います。(もともと出来てるという意味では才能と言えなくもないですが、)

 

でもこの差を埋めるのはそんなに難しいことじゃないと思いますよ^_^

 

上手い人とそうでない人との溝

絵が得意な人は、模写やデッサンについて基本的には

見たまんま描けばいいだけやん

と思っています^_^

 

また、絵が下手な人がなぜモチーフをよく観ずにデタラメな形を描いてしまうのかがわからないのです、

だから絵が得意でない人に対して「もっとよく観て!」とか「見えるままに描こう!」ばかり言ってしまうのです、

 

 

 

でも絵が得意でない人は、そう言われてもその意味がわかりません…

よく見てって言われても…
見てるし(見えてるし)…と思ってしまったり、

 

なぜなら、さっき話したように「観る」ということの意味が分かってなくて、
自分がいかにちゃんと観察できていないか、ってことにも気づいていないからなんです…

 

 

 

絵が上手い人とそうでない人との間には、こうゆう言葉では説明しにくい深い溝のようなモノがあります

これはもうその人の頭の中(脳みそ)の考え方や価値観に近いことなので、言葉で伝えたり説明したり、まして考え方を変えてもらうのはなかなか難しいところです…

独学でやるなら尚のこと、そばに優れた指導者がいてくれたら別ですが、

 

 

 

でもこの事に気づくことができれば、その溝はたちまち埋まってしまうと思います。

 

私、モノの形を全然観てなかった…」って…

観るって、こんなに細かい所まで全部見なきゃいけなかったのか…」って…

 

模写やデッサンがなかなか上達しないのは才能がないからではなくて、ただ知らなかっただけなんです。

 

観るということの意味と、そのやり方を。

 

 

だから今日から上手くなっていけるはずです。

 

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では、具体的には何を意識して模写やデッサンをやっていけば良いのでしょうか?

 

時間をかけて一つ一つじっくり描いていく

 

難しく考えることはありません。やることは単純です。

時間をかける

よく観ることができない原因として、
早く完成させようとしているっていうのがあると思います。

気持ちは分かりますが、ひとまず完成させるという目的は忘れて、モチーフを形作っている情報を一つ一つ観る(知る)事に集中しましょう

 

 

具体的な時間は描くものにもよりますが、余程簡単なものでない限り、5〜6時間とか、10〜15時間とか……何時間でも。

自分が「よし!上手く描けた!」と思えるまでです。^_^

(デッサン教室でやるデッサンはこれくらいの時間は当たり前にかけるそうですよ)

 

カタチだけを見る

描こうとするものが「何か?」を考えず、単なる図形だと思って描いてみてください。

 

例えば、

リンゴを描く」という意識で描くと、そこに「リンゴってあんな形だったよな?」ってゆう思い込みや先入観が介入してきます。

リンゴを意味を持たない図形、または最悪「座標」だと思えば正確な形が見えてきます。

 

何度でも描き直す

描いた絵におかしな所があるならスルーせず、目を背けずちゃんと描き直しましょう。

どんなに時間がかかっても、自分でおかしいと思う所を直さないと一向に上手くなっていきません、

気づいているということは、上手くなる為の芽が出ているということ。それをちゃんと描き直すことで、芽は伸びていきます。

 

一つ注意点として、

大抵の場合、おかしいのは一箇所だけではなくて全体的におかしいです。
一部の狂いが連鎖しています。
なので、細かく見ることと、一旦目を離して全体を観ることを繰り返して、徐々に正しい形に近づけていきましょう。

もし何回描き直しても上手くいかない場合は、初めから(白紙の状態から)やり直した方が早いかもしれません、気持ちも一緒にリフレッシュするつもりで^_^

(全体のシルエットが間違っていると、細かい部分を直してもなかなか狂いが治らないので、全体のシルエットを合わすことがポイントです。)

 

こちらを参考にしてもらえたらと思います↓

[模写実践編]絵の上達の第1歩。初心者はまずは模写をやって観る力を鍛えよう!

 

 

時間と集中力が必要

こんな感じで、
模写やデッサンはかなりの時間と集中力が必要です。

これは上手い人でも同じです。
沢山の練習を積んで、慣れているから早くなっているだけで、はじめはやっぱり時間がかかります。

 

今まで、手早くイラストを描こうとしてきた方にとっては、こうやって時間をかけてじっくり描くということは、結構しんどい事かもしれません。

でもここを乗り越えることが出来れば、必ず上手くなります。

 

絵は才能なんだと結論を出すのはまだ早いです。
自分の今までの観察の仕方を見直して、モチーフの形をじっくり観る(知る)癖をつけてみましょう。

 

一つ一つ注意深く、
描いて見て不自然だったら、もう一度見直して…

これを粘り強く繰り返して見てください、

 

これが継続できたなら、必ず模写・デッサン力は向上していきます。

 

最後に(オリジナルイラストを描くために)

模写やデッサンがある程度上手になったら、今度はオリジナルイラストを描けるようになりたいですよね?

 

誰の真似でもない自分だけの絵を

 

 

そのためには、モノの形を覚えて行く必要があります。

見なくても想像で描けるものを増やして行くんです。

 

極端な言い方ですが、オリジナルイラストを描くためには、

自分の頭の中のイメージを模写・デッサンすれば良いだけ

なんです。

(あくまで極端に言うとですよ^_^)

 

覚えた形を組み合わせて、そこに自分の「好き!」や「こう描きたい!」を盛り込んで、それを正確に描き出すことが魅力的なオリジナルイラストを描くということです

僕は、ある程度の模写とデッサンさえ出来るようになれば、魅力的なオリジナルイラストが描けるようになると考えていますが、これがその理由です。

コチラの記事も参考にして下さい↓

模写は出来るけどオリジナルの絵・イラストが描けない!!を解決する!

 

 

という訳で長くなってしまいましたが、今日は模写・デッサンが上手くできない原因についてでした。

他にも模写デッサンに関するお話はこちらに色々まとめてあります、参考にしてください、

 

それではまた^_^

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