今日はパソコンの話です。
先日surface pro6を購入しました。
これを買いました↓
詳しいスペックは↓
- CPU:インテルcore i7 (第8世代)
- メモリ:16GB
- 記憶域:512GB
最上位モデルよりワンランク下のやつですが、性能は同じです、記憶域だけ最上位モデルの半分の500GBです。
値段は実売価格19万円~、定価は24万円、(たかっ....)
今まで使っていたのはsurface pro(第5世代、2017年発売)です。紛らわしいので以下surface pro5と呼びます。
スペックは↓
- CPU:インテルcore i7 (第7世代)
- メモリ:8GB
- 記憶域:256GB
グレード的には中の上くらいのやつです。
値段は、実売価格で16万円〜
で、今日はこの2機種の比較レビューをさせて頂くのですが、
結論としては、surface pro6(最高スペック)は「とてもいい感じ」でした、pro5より動作は明らかに良くなりましたね。
という訳で、surfece pro6購入に至った経緯と、その使い勝手・動作パフォーマンスについてpro5と比較しつつレビューします。
ではでは、
………………………………………………………
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目次
pro6購入の理由は、動画を撮ると重くなってきたから…
↑最近作った動画(4分)
今回なぜsurface pro6を購入することになったのかというと、イラストのメイキング動画をとりながらお絵描きしているとsurface pro5では動作が重くなってきたからでした……
(動画というのは描いてる手元をカメラで撮影するんじゃなくて、PCにインストールしたソフトで画面の動きを録画する所謂デスクトップキャプチャーって奴です、)
どうやらペイントソフトのクリスタとそのキャプチャーソフトを同時に動かすとPCに結構な負担がかかるようなのです。
(ちなみにキャプチャソフトは有料ソフトのBandicamというヤツです。値段は¥4,320-です。動画ファイルの容量をめっちゃ小さく出来るのが購入の決め手となりました。フルハイビジョンで2時間撮っても400MB前後^_^素晴らしい)
具体的な症状としては、
両ソフトを起動して30分ほどお絵描きしていると、
- 段々PCの動作が重くなってきて描画に著しい遅延が発生するようになったり…
- ブラシを変えようとアイコンをクリックしたのに選択できてなかったり…
まともにお絵描きできない状況に…
その際はやむをえず録画ソフトを一旦止めてPCをしばらく休ませてからまた録画再開したり…
それか録画は諦めて普通に描き進めたり…
ちょっと困った状態に……、
注:そもそもイラストデータが大容量...
僕が描いているイラストは、サイズが大きく(12000×8000pxくらい)、レイヤー枚数も100枚以上使用した大容量データです。
これも動作が重くなる原因の一つなんですが、、、、
ちなみにこんなの↓
で、上記の症状はイラストの完成度が50%を超えた辺りから徐々に出るようになります。
イラストの描き始めは特に問題なくお絵描きできます。
なので普通サイズ(A4やB4)でレイヤー枚数もほどほどのイラストを描く場合は、動画を撮りながらでも上記のような症状は基本でないと考えていいと思います。
最悪、イラスト完成間近になってイラストの情報量が増えてくると重くなることはあるかもしれません…
排熱音が大きく・・・
あとは長時間描いているとPC本体が結構熱くなってきて、排熱ファンがフル回転するようにもなりました。
いつもは静かなsurfec pro5がフオォォォーーーーッと唸るようになり…。(←結構うるさい、)
こんな音でるんだ…と初めての出来事に驚きました。
これは我慢すれば済む問題なので無視していましたが、
最高スペックのsurfece pro6購入!?
そんな訳でパソコンを新調する必要が出てきてしまったのです。
どれにしようか色々考えましたが…(ワコムなど他社製品やsurface book2なども再度検討しました)
ですが、性能と使い勝手の両方を満たしてくれるのはやはりsurface proシリーズしかありませんでした
(デスクトップPC+液タブの構成は寝転んで描けないので無理なんです、外に持っていけないし…
また他社のタブレット型PCはスペックが低かったり、ペン性能がヘボかったり…値段が高すぎたり…微妙なものばかりです)
なのでsurfaceシリーズ最新モデルであるsurface pro6の、その中でも1番スペックの高いヤツしか選択肢はありませんでした。で、試しに購入してみることに....。
「試しに」というのは、
実は以前surface book2を購入したことがあって、その時「スペックを上げても全く動作改善しなかった」経験があったので、pro6の購入も実はかなり迷っていました。
(surface book2を購入して失敗した時の話はこちらの記事にまとめています→クリスタで絵を描くのに必要なPCスペックは?surfece book2を買って失敗した話^_^)
そんな感じで、今回は失敗したくなかったので30日間全額返金保証のあるマイクロソフト公式オンラインストアで購入することにしました。
最悪、動作改善しない場合は返品ができるので安心です。
(ちなみに送料も全てマイクロソフト様が負担してくれます^_^
発送料も返送料も全部、こちらの負担は一切ありません。神以外の何物でもありません!)
公式ストア↓
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動作比較:surface pro6でお絵描きは快適に ^_^
さて、本題の動作比較についてですが、
結論としては、surface pro6ではお絵描きに支障がでることはありませんでした。
画面キャプチャとクリスタの同時起動時にpro5で出ていた「描画の著しい遅延」や「アイコンをクリックしても無反応」ってゆう症状が出ることはありませんでした。
お絵描きは何の問題もなく快適に出来るようになりました
ファンはやっぱりフル回転……
ですが、本体が熱くなるのとファンがフル回転するというのは依然としてありました。。
ただ違っていたのは、それが始まるまでの時間が長くなったということ、
はっきり覚えてないですがpro5の時は、動画を撮り始めて30分程でファンがフル回転していたと思います。
それに対してpro6は1時間〜1時間半後にそうなる感じでした。
動画のエンコードにかかる時間が1/3に!?
動画を作ったことがある人は分かると思いますが動画のエンコード処理って物凄く時間がかかりますよね?
エンコードとは?…動画編集の最終作業、YouTubeなどで再生できるように「ファイルの形式を変換する」処理のこと。
pro6では、この処理にかかる時間がなんと1/3にまで短縮されたんです!
比較画像(エンコード終了画面)↓
Pro5だと1時間49分もかかるところ、
Pro6だとたったの37分しかかかりませんでした。
ちなみに動画編集ソフトはavutilです。編集内容は4つの動画(それぞれ1時間程)を8倍速にして結合させるという内容です。
CPUパワーアップの恩恵??それともメモリ増加の恩恵??
一般的に、動画関係の作業にはCPUのスペックが大きな影響を与える、と言われています。(特に編集はそうらしいです、録画はまたちょっと違うみたいなのですが・・・)
なので今回は、CPUがインテルcorei7の「第7世代」から「第8世代」にランクアップしたことが動作改善に1番大きく貢献したのでしょうか?
正直PCにはあまり詳しくないのでこの辺りははっきり分かりません、
本来ならメモリが8GB同士のpro5とpro6で比較して、動作改善がCPUに起因するものなのか、メモリに起因するものなのかを検証できればよかったのですが…
その辺りはご容赦を^_^
クリスタ単体での起動時にも改善がみられた
また、録画をしてない時(ペイントソフトのクリスタを単体で起動している時)にも動作改善が見られました。
具体的には、ファイルの展開(読み込み)速度と保存(書き込み)速度が1.3倍ほどアップしました。
前述のとおり僕は結構大きいサイズで絵を描きます。(長辺12000pxくらい)
なのでファイルの展開と保存に時間がかかるのが以前から気になっていました、
これがpro6なら2分ちょっとに短縮されたんです。
これは予期していなかったことだったので嬉しかったですね^_^
ちなみにファイル読み込み時間の比較動画をとってみました↓
奥に映っている茶色いケース付きの方がsurface pro6です。
ファイル読み込み完了までの時間は、
- pro6が35秒
- pro5が45秒
約3割短縮されています。=読み込み速度は1.28倍ですね。
ですが、価格差(8万円)を考えるともう少し速くなっていて欲しいところですね、…
動作の比較についてはそんなところです、
外観比較 新カラー「ブラック」はカッコいいか?
surface pro6の大きな特徴として、ブラックカラーモデルが新たに加わったことがありますよね?
もちろん今回購入したのはブラックです。
並べるとシルバーはなんとなく安っぽく見えます…
でも結局返品した…
動作パフォーマンスには概ね満足だったのですが、結局返品してしまいました
・・・・・・・・
うーん、
理由としては、値段が高かったからですね、
なんたって24万円ですからね…
それにsurface pro5はまだ1年ちょっとしか使ってないのにまた買い換えるのもなんだか勿体ないと思いましたし……、
なんだかんだで毎年買い替えてる気がする....
かなり迷いましたが返品の期限が迫っていたので一旦返品してじっくり考えることにしました。(マイクロソフト様すいません)
で、今またやっぱり買い戻そうか迷っています、
動画を撮りながらのイラスト制作ができないのはやはり困るのです、
今のところイラストのサイズを幾らか小さくすることで対応しています(なんとか録画は出来ている)が、長時間描いてるとやはり重くなります…
出来ればsurface pro7まで我慢したい…
噂では次期モデルのsurface pro7が今年(2019年)の年末に発表されるようです、嬉しいことにpro7ではペンの性能がアップするらしいです、詳細はまだ不明ですが描き心地がどう改善されるのか、とても楽しみです
うーんどうしましょ…
最新モデルsurface pro7発表!!
2019年秋、最新モデルsurface pro7が登場しました。↓
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残念ながら、噂されていたペン性能の向上はなかったようです.........
まとめ
という訳で内容をおさらいしときましょう
まず始めに
クリスタを単体で起動してお絵描きするだけならsurface pro5でも全く問題ありません。快適です。
具体的なスペックとしては、
- CPU:インテルcore i5
- メモリ:8GB
- 記憶域:256GB
経験上、これだけあれば十分快適に動作してくれます。CPUもcore i5で大丈夫と思います。
詳しくはこちら→デジタルイラストやるならパソコンは新surface proで決まり!?描きやす過ぎ! 最新モデルsurface pro6登場!
ですがクリスタと画面キャプチャーソフトの同時起動で描く場合は、このスペックだと描画遅延など無視できない問題が発生する可能性があります…
特に大きなサイズで描く場合や、レイヤーを何百枚も使って描く場合は確実にそうなると思います。
動作が重くなりうるスペック↓
- CPU:インテルcore i7 (第7世代)以下
- メモリ:8GB 以下
- 記憶域:256GB(記憶容量はカツカツでなければ、特に関係ないと思います)
もしかすると、キャプチャーソフト以外のソフトやアプリを併用する場合でもモノによっては悪影響があるのかもしれません、
これに対し、surface pro6(最高スペック)ならクリスタとキャプチャーソフト同時起動でもお絵描きは何の問題もなく快適にできるようになりました。また、動画のエンコードスピードが目覚ましく早くなりました。
動作改善が見込めるスペック↓
- CPU:インテルcore i7 第8世代
- メモリ:16GB
- 記憶域:512GB
またデータの読み書き速度がアップするなどの改善点もありました。、まだ気付いてないだけで他にも改善点があるかもです。また追記します。
ただ長時間描いてるとpro5同様本体が熱くなってファンがフル回転し始めるのでちょっとうるさいかも…
といった感じです。
結論としては、「イラスト制作用のPCを選ぶ際、メイキング動画撮影もその用途に含まれているなら、かなりハイスペックなモノが必要になる、」ということが分かりました。
と言う訳で、今日は以上です。パソコン選びの参考になれば^_^
ではまた!
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