今日はclip studio paint(クリスタ)のオススメのブラシを紹介しますね、(元から入ってるデフォルトのヤツね、)
始めに言っちゃうと、オススメブラシのランキングは、
第2位 「デッサン鉛筆」ブラシ
第3位 「油彩」ブラシ
です。
その他のおすすめブラシ達もついでに紹介します。
- 荒い鉛筆
- リアル鉛筆
- 水彩毛筆
- チョーク
- 墨
- エアブラシ などなど
ではでは見ていきましょう、
クリスタっていうのはこのソフトのこと↓描き心地やオススメの機能について詳しくはこちら↓
デジタルイラストやるならオススメソフトはクリスタで決まり!サイコ~の描き心地!
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目次
第1位 水彩 色&馴染ませ
筆ツールの水彩カテゴリーの「塗り&馴染ませ」ブラシです。
描画パターンはこんな感じ↓
僕が1番多様しているブラシです。
9割方これで描いてます^_^
どんな絵を描いてるかはこちらから↓
マエコのギャラリー
作画工程(メイキング)はこちらから↓
作画工程(雑記、日記など)
では続き↓
これ万能なんです!
このブラシの凄い所は筆圧次第で色んなブラシに変身する、っていう所。
詳しく見ていきましょう
筆圧 : 強
筆圧強目で描くとくっきり描けるので線画にも使えます。
滑らかさとシャープさではGぺんには敵いませんが、このブラシのいい所は簡単にぼかせる(馴染ませる)ところ。
くっきりした線画はどうしても漫画ぽさが出てしまうので、リアルタッチで描く場合は、所々ボカすことでそれを緩和できます。
→主線なしの厚塗りイラスト描き方3大ポイント!線画以外でモノの輪郭を描く方法とは?!
その時にこのブラシが便利なんです、
ただ優しくフワッと撫でるだけで馴染ませることが出来ます。
実例としては、↓
顔の輪郭や鼻先の輪郭、眉毛なんかは元々クッキリした線を引いてたんですが、「塗り&馴染ませ」ブラシでフワッとボカしています。
(この女性の作画工程はコチラから、)
服の皺が描きやすい
他には、服の皺を描く時なんかも便利ですね。
服の皺は、くっきりとした陰影と淡くグラデーションさせた陰影を上手く組み合わせる事でそれらしく見せることができるのですが、
筆圧の強弱だけでそれが表現できるので楽チンなんです。
他にも、金属の反射とかもこれで描いてます^_^
筆圧 : 中
筆圧の加減でエアブラシっぽくも使えます。
基本ハレーションを描く時はエアブラシを使いますが、この塗り&馴染ませブラシでも代用できます。
*ハレーションってゆうのは、光がブワ〜ッと溢れる表現のこと。眩しいくて直視できない夕日とか。
やり方は、まず光る部分に色を置いてそれをフワッフワ〜と放射状に広げるだけ、
あと
エアブラシほどモヤモヤにならないのもいい所
エアブラシは綺麗にグラデーション出来るから、初心者の頃は楽しくなって多用してたんだけど、
筆の跡が全く出ないからちょっと不自然なタッチになってしまうんですよね、
「塗り&馴染ませ」ブラシは程よく筆の跡が残せるので、手描き感も出せていい感じなんです^_^
筆圧 : 弱
優しくフワッと撫でると、なんと描いた部分が消えます!
消しゴムとしても使えるんですね、
初心者にも使いやすい
このブラシは僕が「clip studio paint (クリスタ)」を使い始めた頃からずっと使ってます、
どこかで初心者にオススメって書いてたのがきっかけで使い始めました、なので誰にとっても使いやすいと思いますよ^_^
デメリット
このブラシには、テクスチャ感(手描き感)がほぼないので仕上がりがツルッとしてるというかヌメッとしてるというか、綺麗になり過ぎてしまいます
好みの問題ですが、僕はあんまり好きではないです…適度なアナログ感が欲しいです、
以下ではそんな弱点を補ってくれるブラシを紹介しますね
第2位 デッサン鉛筆
鉛筆カテゴリーの「デッサン鉛筆」というブラシ
これもかなりお気に入りです、
程よいテクスチャ感があって手描き感が簡単に出せます、
ちなみにこのブラシ一本で描いた絵がこちら↓
なんか絵画風ですよね?
作画工程はこちらから↓
[イラスト制作過程]デジタル絵でも絵画風に描く方法
これもこのブラシで描きました↓
作画工程はこちらから↓
雑に描いても、なんか上手く見せることが出来ます…、
「雑だけどそれもテクの一つなのかな?」、と勘違いしてもらえるかもしれません^_^
ついでに鉛筆カテゴリーの他のブラシも紹介しときますね、
粗い鉛筆
これも結構好き
衣装の生地感を出す時によく使います。
描画パターンを拡大するとこんな感じ↓
設定で紙質を変更するとまた違う表現が出来るので、色々試すのが楽しいですよ、
リアル鉛筆
まだ使い慣れてないけど、あえて雑にはっきり描きたくない時なんかは、これも使えます、
ちなみにスケスケシャツのレースの部分はこれで描いてます。↓
では続き↓
第3位 油彩
筆ツールの「油彩」ブラシ
これは輪郭を描く時によく使います。
(輪郭というのは、顔の輪郭ではなくて物体の境界のことです。)
設定でブラシの硬さを2にして描くと程よくぼやけて周りのものと馴染んでくれます、
硬さが3以上だと境界がクッキリし過ぎて、ギザギザになってしまったり、いかにもCGという雰囲気が出てしまいます↓
硬さ2くらいて描けば、自然なタッチになります。
硬さの調節のやり方は、ツールプロパティでできます。↓
ちなみに硬さを1にしてブラシサイズを大きくして描くと、境界がかなり柔らかくなります、
かなりモヤッとします、
僕はこれを「天然ぼかしフィルター」って呼んでます、フィルター効果の「ガウスぼかし」をかけたみたいになるからです。
左上のジャケットの裾の輪郭がモヤッとボヤけていると思うんですが、これ「油彩」ブラシで硬さを1にして描いたらこうなります。
(地面に落ちてる花びらもそうです。)
色の混ざり方が面白い、
この油彩ブラシ、色の混ざり方がなんか独特です。
まだ使いこなせてないけど是非極めたいですね、
他にも、よく使うブラシをついでに紹介しときますね。
質感表現とか、空気感とか出す時にちょくちょく使うブラシ達です。
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質感・空気感用のブラシ
水彩毛筆
筆ツールの水彩カテゴリー「水彩毛筆」というブラシ
動物の毛並みや人の髪の毛なんかを描く時によく使います。
実例としては↓
このハムスターは、ほぼこのブラシ一本で描いています。
(作画工程はこちら→グリザイユ画法メイキング!ハムスターの描き方!!)
チョーク(紙質を油絵に設定)
鉛筆ツールのパステルカテゴリーの「チョーク」というブラシ
設定で紙質を「油絵」にすると、こんな描画パターンになります、
雲や霧を描くときに最適です。
ポンポン叩くように描いては、ポンポン叩くように消すを繰り返して、濃淡を作っていくといい感じになります、
紙質の設定はツールプロパティで行います↓
墨ブラシ
筆ツールの墨カテゴリーの「濃い滲み」というブラシ
これもなかなか面白いです。
油染みとか、錆びや汚れを表現する時に使います。
↑泥がこびり付いた汚れをこのブラシで描いてます
エアブラシ
これはもう説明不要の便利ブラシ、ハレーションとかムラの少ないグラデーションが簡単にできるので
よく使います。
こんな所ですかね……
実は僕はデフォルトで入ってるブラシしか使ったことないんです、カスタムブラシのダウンロードの仕方が分からないまま今に至ってしまいました……^_^
独学あるあるですかね…
最後に
オススメブラシというか僕がよく使うブラシを紹介しただけですが、
結局のところ
どんなブラシでも使い込むことで、独自の表現って出来ると思うんですよね
上手い人の絵を見て、
「この部分のタッチはどのブラシ使ってんだろ〜〜??」と、見よう見まねで色々試していると意外な使い道を発見できたりします、
それもまた面白いです。
よく「この絵のブラシ設定教えて下さい」、ってゆう質問を目にするけど、たとえそのブラシ設定が分かっても使いこなす技量がないと効果的に使えないと思うんですよね、
その絵が上手ければ上手い程。
なので、
どのブラシでも使い込むことが大切です。
今日は厚塗りに最適なクリスタのオススメブラシのご紹介でした。
それではまた、他にも面白いブラシが見つかったら追記します。
ちなみに僕は普段「グリザイユ 画法」という描き方で絵を描いています、
なんじゃそりゃ?と思った方はこちらへ↓
オススメの描き方「グリザイユ 画法」によるイラスト制作過程!!
今回紹介したブラシが使えるペイントソフトはこれのことです↓
こちらのページから購入もできます
先日ついにクリスタEXにアップグレードさせました。EXのレビューはこちら↓
クリスタEXが5分でまるわかり?!PROとの違いを実例をもとに解説!EXは作品の販売機能も搭載していた!!!
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