絵を描く時間がなさ過ぎて流石に
ヤバイ……(ストレスMAX!!)
と思いはじめたので、一旦描く以外のことは忘れてイラスト制作だけに集中することにしました。
2連休とその前夜を全部投入して25時間ぶっ通しで一気に描きあげました……(休憩ほぼなし^_^)
その甲斐あってかちょっとスッキリしましたね
何かを創るってやっぱり楽しいです、
絵の上達って結構大変だから、今まで辛いものとして捉えてきたけど、描きたくても描く時間が確保できない!という経験をしたおかげで、
「自分がこんなにも描くことに渇望していたんだ」
「辛い時もあるけど根本的には描くことが大好きだったんだ」
ということに気付く事ができました。
そして、絵を描くことでしか自分の誇りというかアイデンティティ?を保てないんだなぁ… ということにも…^_^
そんな訳で、いつも通り制作過程(メイキング)載せときますね〜、
では、
描き心地についてはこちら→デジタルイラストやるならペイントソフトはクリスタで決まり!サイコ~の描き心地!
目次
下書き(線画)〜陰影描き込み
まずは、どんなポーズにするか考えます、
………
しぇ〜 みたい…
別にふざけてる訳じゃないですよ、真剣です^_^
だんだんカッコいいポーズが見えてきました、
前に足を踏み出してる意味がないので引っ込めます、
このポーズに決定^_^
こうゆうパースの効いた構図って苦手だったので、あまり描かなかったんですけどある参考書(ポーズ集)を買ったことがきっかけで描いてみました。
参考書はこれ↓
内容に関して詳しくはこちら↓
キャラ絵の上達にオススメの参考書!ハイパーアングルポーズ集!
シルエットを描いて衣装をイメージする
簡単に衣装など着せて完成をイメージします。
イラスト描く時って大抵線画を描いてから「陰つけ+色塗り」っていう順番でやるのが殆どだと思いますが、
こうやってまずはシルエットだけ塗り潰してみるとイメージしやすいですよ^_^
陰影描き込み
光源は上空から、に設定しています。
上空から差してくる光なので、キャラの体を構成する面の殆どが光に大して平行に近い面です。(光に対して角度が急な面です。)
図示するとこうゆう面です↓
こうゆう角度の面には光が当たりにくいので殆どが陰になります。
光があたりやすいのは上を向いた面で、今回の場合だと…
- 頭のてっぺん、
- 鼻先
- 僧帽筋などの肩周り、
- 胸(おっきい場合^_^)、
- 上げた手(拳)
- 骨盤にも少々
ぐらいです、
図示すると光に対してこうゆう角度の面です↓
光と面の考え方に関して詳しくはこちら↓
デッサン力倍増間違いなし!モノを面で捉えて立体感ある絵を描く方法!
光があたりやすい面にさらに明るいグレーを少々加えます。
後は、濃い陰とハイライトを同様の考え方で描き入れます。(いつも通りの手順なので割愛しますね)
陰のつけ方などはこちらが参考になるかと思います↓
グリザイユ 画法の陰・影の描き方が分かる!ドラゴンボールの孫悟空を描いてコツを掴もう!
一旦着色
うーん…
まあ可もなく不可もなく……ですかね、
ここから細かく描き込んで行きます、
(地獄の)顔の描き込み
顔を描くのは大好きなのですが、すぐに「これ!」ってゆう理想の表情が描ける訳ではないんです…
場合によっては地獄を感じます
(昔は顔だけに30時間もかかったことがあります^_^ ←諦め悪い…)
なので、いくつかボツカット載せときますね^_^
悪くないですが、可もなく不可もなくと言いますか…
可愛くもないし、綺麗と言えば綺麗かも知れませんが……、色気がないんですよね。
この時点では「おっ!いい感じ!」という感覚は全くありません
色気がないのは、スッピンだからかな?と思ったので、お化粧を施して見ました、
………
うーん……
お化粧が原因ではなかったみたいです、
修正を余儀なくされました、トホホ…
「おっ!」
ちょっと良くなりましたでしょうか ^_^
目を若干離した事で子供っぽく(アニメっぽく)なったというか、可愛くなりました。
が、しかし!
斜めアングルの顔を描く際は「両目を離し過ぎてはいけない!」というのが僕の中では鉄則なのです。
(以前、それが原因で何週間も上手く描けず悩んだ経験があるので…その時の話はこちらに書いてます)
お化粧描き描き、
鼻や瞼、下唇に光が遮られて出来る影を描き描き、
髪の毛を描き描き、
………
………
むむむ……
やっぱり違う…、
僕が描きたいのはこんなんじゃない!
(案の定、不安的中!)
なんか…
「口がちっちゃい!!!」
……
ゴホンッ…
僕は基本リアルタッチが好きなのでそれを1番大切にしています、
この顔は、リアルで考えると口が小さすぎます、
(おちょぼ口?)↓
かといってデカく描けば済むほど単純ではなく……
顔は全てのパーツが調和して初めて綺麗に見えます、
輪郭、眉、目、鼻、口、
なので口をデカく修正するには、全体的にも手を加えなければならない場合が殆どです。
(参考記事→綺麗な顔を描くためのたった2つのポイントとは?
そんなこんなでアレコレ修正して5時間後…
「理想の顔」に到着
ちょっとまだ目の焦点がズレてますが、やっとこさ
「お!いいじゃん!」
という感覚が得られました。
僕がそう思うだけでしょうか?
キャラクターの顔には、描き手の好みが強く反映されるので、見る人によってはさっきまでの方が良かったと思うのかもしれません、
うんうん、悪くない
瞳の輝きを描いて、ズレていた目の焦点を合わせます、↓
さらに眉間(目頭のとこ)にちょっとだけ皺をいれて少し怒っている表情にします、
恐い+可愛い+美しい
=恐カワ美しい表情になったかな、^_^
最終的にはこうなりました↓
今日の制作過程はここまでです。
描くことに集中したかったので、これ以降は写真撮ってないんです…すいません、
一枚の絵ととことん向き合うメリット
ご覧いただいた通り、顔だけに時間がかかりすぎています…
あまり効率のいい描き方ではないですが、画力を上げるという点では、このやり方は結構効きますよ。
5時間「あーでもないこーでもない」と悩んだ時間は決して無駄にはなりません、
メキメキッと画力がアップします。
もし時間に制約がないのであれば、是非一枚の絵ととことんまで向き合って見ることをオススメします!
完成(2種)
胸元が露骨過ぎたので、別パターンを用意しました、ちょっとスケ気味のアミアミシャツ(レース入り)バージョンです。↓
ちなみにデザインに蝶と肋骨を取り入れています^_^
これは、従来のトゲトゲのブラバージョン↓
どちらがお好みですか???
それではまた^_^
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