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作品紹介 描き方実践/解説

イラストにリアルな奥行き感・空気感を出したいならスクリーンレイヤーを使え!!制作時間短縮の裏技についても紹介。

投稿日:2018年11月1日 更新日:

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タイトル「進撃の鍵」2018.10月作

 

 

「その鍵を手にしたら最期……全世界が彼女に惚れる」!??

魅惑の爆走マシンに跨り全世界を自分の虜にしようと目論む美女を描きました。

(美女の名は魔え子といいます^_^ プロフィールはこちら)

 

マエコ
久しぶりにまともなクオリティの絵が描けたかな??^_^

 

ちなみにこのイラストは、2018年にセルシス社とadobe社がコラボ開催した「国際イラストレーションコンテスト」でグランプリを受賞しました。

 

審査結果発表画面↓
クリックすると拡大します

 

 

...という訳で今日は、イラストの奥行き・空気感の表現方法とこの絵の制作裏話についてのお話しです。

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空気感(奥行き感)の表現方法

自分で言うのもアレですが、このイラストの見所は手前のガチムチおじさんとバイクに跨る女性(魔え子様)との間にある空気感かなと思います。

 

 

デジタルイラストを始めたばかりの頃、こうゆう空気感や奥行き感がリアルに表現できている上級者のイラストを目の当たりにしては、

  • なんて素晴らしい絵なんだろう、
  • 一体どうやったらこんな風に描けるんだろう?
  • このレベルのイラストが描けるようになるためには何年修行を積まなければならないのだろう!??

と憧れと絶望を同時に感じつつ驚愕したものでした…

 

 

ですが、なんてことはなかったのです…

 

やり方は超簡単^_^

デジタルイラストの機能を使えば、要時間約5秒で出来ることだったのです…

 

スクリーンレイヤーとは!?

そのやり方とはズバリ、

スクリーンレイヤーを使う、

ということ。

 

デジ子
スクリーンレイヤー?

 

 

スクリーンレイヤーっていうのは、レイヤーのブレンドモードの一つです。

ブレンドモードというのは、乗算とか加算発光とかオーバーレイとか、…デジタル初心者にとってはチンプンカンプンなアレです^_^

スクリーンレイヤーは数多あるそのブレンドモードの一つです。

 

このイラストの場合で説明すると、単にガチムチおじさんと美女(魔え子様)の間にスクリーンレイヤーを作成し、そこに暗めのブルーをエアブラシっでふわ〜っと塗ってやれば、あら不思議!

一瞬で奥行感と空気感の演出が出来てしまうのです!

スクリーンレイヤーは、基本的には発光レイヤーと同じく塗った部分を明るくする効果があります。空気感を出すことが目的の場合は、明るくなりすぎないように暗めの色を塗るのがポイントです。。それでも明るくなりすぎる場合は、レイヤーの不透明度を下げるなどして調整しましょう。

 

言葉で理解するよりも見たほうが早いので下の比較画像をご覧ください、

スクリーンレイヤーの適用前後の比較↓

適用前は、ゴチャッとしていて何が描いてあるか分かりにくいです。
適用後は、奥行き感が生まれてイラストがスッキリ分かりやすくなっていますよね?

 

「手前に描いたものと奥に描いたものとの間にスクリーンレイヤーを一枚挟む」というひと手間を加えただけでこの違いです。

 

ちなみに僕はこのやり方をこの本を読んで知りました↓

背景の描き方に関する本ですが、それよりも「クリスタ(clip studio paint)」の機能の実戦的な使い方について結構勉強になった本です。

写真から自作ブラシ(テクスチャ)を作る方法も分かりやすく解説されていて、僕が最近ブラシのカスタマイズに目覚めたのもこの本がきっかけになっています。

デジタルイラストにようやく慣れてきたけど、さらに効率的な作画手順や使うべき機能について知りたいという初心者〜中級者の方に合ってると思います。背景の描き方にも興味があればベストですね。

 

 

 

 

空間表現については、そんな所です。

手描きでは非常に手間のかかる難しい表現ですが、デジタルイラストならたったの5秒で描けてしまうのです。

スクリーンレイヤーを挟むだけ……^_^

 

 

他にも、このイラストに関する裏話や思う所書いときますね、

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    →イラスト上達本 一覧

 

実は4ヶ月絵を描いてなかった…

実を言うと、今年の6月〜9月の4ヶ月間は全く絵を描いてなかったのです……

 

マエコ
実にけしからんっ!!!

 

 

ブログの記事を書くのが思っていたより難しかったり、会社の仕事でも残業が増えまくったり、はたまた肝心のイラスト制作では苦手な背景の練習に取り組んだせいで情緒不安定になってしまったり…

かなりいっぱいいっぱいの状況となり流石に限界を感じたので、一旦描くの休止することにしたのです

 

今は元気になったのですが、4ヶ月も全く描かなかったという事実を何事もなかったかの様に見過ごすことは出来ませぬ

自分を戒める意味でも久しぶりに真剣に描いてみたのがこの絵です。

 

忙しかったからこそ出来た新たな取り組み

この絵は今まで描いていた絵達とは違う点がいくつかあります。

 

アナログタッチ(手描き感)を意識した

自分では、油絵風のタッチで描いたつもりです^_^

まあその良し悪しは置いとくとして、意外なことにアナログタッチで描くことが制作時間短縮に繋がるということが分かりました、

 

テクスチャ感やブラシの筆跡が有ると無いとでは絵の情報量が全然違うのです、

テクスチャ感が有ると、ギュッと密度が高まる感じがします^_^
少ない描き込みでも沢山描いてあるように見せることが出来ます。

 

背景を描いてない

背景は天井のライトなのか窓なのか自分でもよく分からないものしか描いてません、後はさっき言ってた手描き感あるブラシワークで何かが描いてある様な雰囲気に仕立ててあるだけです、

 

なんちゃって背景です、

 

丁寧に描いてない

細かく見て貰えると分かると思いますが、結構雑なまま放ったらかしてある部分がいっぱいあります、

細かい部分は、たとえ雑に描いていたとしても明暗さえ正しく描けていれば、大して目立たないということが分かりました

 

リアルタッチでイラストを描く際に最も重要なのは明暗(光と影)の正確だと思います。

イラスト投稿サイトART STATIONを眺めているとそれがよく分かります。

(参考記事→リアルタッチが好きならpixivよりART STATIONがおすすめ

サムネイルの一覧を眺めていて「めちゃくちゃ上手い!」とびっくりしてその絵を拡大表示させて細かく観てみると,....
ものすご~くラフなタッチで描いてあって2度驚かされるのです。

明暗の正確さが人を惹きつけるための1要素であることは間違いありません。

 

 

 

これらのことは、忙しくて全てを丁寧に描き込む従来のやり方ではとても時間が足りないと痛感したからやるようになった事でした。

特に忙しくもなく、今まで通りの制作時間が確保出来ていたなら、従来の描き方でずっと描いていたでしょう、

 

自分の描き方を省みるよい機会になりました。

 

適度な休憩はやはり大切

絵の上達に行き詰まってしまったり、スランプに陥って気持ちに余裕がなくなってしまったら、思い切って絵から離れることで新たな道が拓けることもあるのですね。

 

適度に休憩してリフレッシュするのが下手くそな僕としては、今更知った事実でした^_^

 

ついつい頑張り過ぎてしまう人や、休憩することになぜか罪悪感を感じてしまう人にとってこの話が何かしらの参考になったらいいな、と思います^_^

 

休むことは勇気のいることですが、休み始めて2週間くらい経った辺りから、あんまり罪悪感を感じなくなりました…

 

なんだろう、

「1日って意外と長いんだな」、とか

「なんであんなに自分を追い詰めていたんだろう?」とか思うようになります、

なのでまずは2週間おもいきって休んでみてください^_^

 

 

 

それでは、今日はこれだけですが、

(今作を描いたことでちょっとモチベーション上がったので、続けてもう一作描いてみようかな^_^)

ではまた

 

 

 

 

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