グリザイユ画法 作画工程(メイキング) 作画工程/作品紹介

イラストメイキング、音速マシンを駆る美女!

投稿日:2018年4月27日 更新日:

マエコ
こんにちわ、デジタル絵描きのマエコです。

 

最近は忙しくて、絵を描く時間があまりとれません…

なので会社にいる時は「仕事をさっさと終わらせて、早く帰って絵を描こう」そんなことばかり考えています、

そのせいで、仕事でちょくちょくミスをするようになってしまいました…、

 

それでも出来る限り絵を描く時間を確保しなければ!

 

と思うのですが、流石に職場のみんなに迷惑をかけてしまうと…

オレ駄目だなぁ〜

と今の自分のやっていることに疑問を抱いてしまいます……

仕事は雑だわ、絵を描く時もなんかモヤモヤするわで、どちらも中途半端になってしまっています、

 

これではいけない

早く会社を辞めれるようにならなくては…

 

という訳で、

時間がないながらも新しい絵を描き始めたので

作画工程を紹介していきますね。

今回は「バイクを駆るセクシーウーマン」を描こうと思います。

下書き(構図を模索する)

まずは、どんな構図でどんなポーズにするか決めなきゃいけません、

バイクの資料を見ながら適当にスケッチしたりしながら どうするか考えます、

資料はネット検索「バイク 膝すり」で出てきた写真達です。

(膝すりってゆうのは、バイクの運転技術?の一つで、カーブする時に車体を膝が地面にするくらい寝かせて走るヤツのことです。)

 

いつも参考になりそうな写真を大体2〜30枚は集めてきます。(ホント便利な時代になりましたね…^_^)

そして、それをPCに取り込んで、「clip studio paint  」のツール「サイドビュー」を使って画面内に表示させてます。

(下図の左上、バイクの画像が表示されてる小窓が「サイドビュー」というツールです↓)

サイドビューはめちゃ便利

この「サイドビュー」、めちゃくちゃ便利なんです!

皆さん使ってますか?

画面が狭くなるからと非表示にしてないでしょうか?

もし使ってない方がおられましたら、是非使ってみてくださいね。

なんせPC内の写真が全て資料として表示できるのですから、

ページをめくるボタンをポチポチ クリックするだけで他の資料に手早く簡単に切り替えることができます。

 

本の資料って、ページをめくるのが結構手間なんですよね……

そのせいで、せっかく買ったのに開封した時にパラパラ〜っと一瞬眺めたっきり、本棚にしまったままの資料が沢山あります…

サイドビューはそれを解決してくれるツールです。

個人的には、デジタルの便利機能の中でもトップレベルに素晴らしいと思う機能です^_^

 

では、続き↓

 

なかなか気に入った構図がみつかりません、

バイクをアグレッシブに倒しつつも、キャラクターの全身がよく見えるような構図にしたいのですが……

 

………

 

色々考えた結果、こんな感じに決まりました↓

「地面についた足を軸に、後輪をギャリギャリギャリー!!と空転させ、土煙を巻き上げながら、バイクを旋回させる瞬間」に決まりました。

 

結局本の資料も買った

さっき、ネット検索で集めた画像をサイドビューに表示するのが資料の活用法としてオススメと言っていたんですが、

今回バイクを描くにあたって本の資料も買ってきました^_^↓

ネット上の画像と違うのは、本の資料に載ってる写真は画質が綺麗だということ。

バイクのボディーのツルピカ感とか、エンジン部の金属感とかは、本の資料の方が断然参考になりますね。

 

もう一個 「背景写真集」みたいなのも買いました^_^ 工場施設とか巨大プラント、重機などの写真集です↓

結局、本の資料買いまくっとるやんけ…って感じですが。

お値段はバイクカタログが1500円、背景写真集が2300円、税込で計4000円ちょい……

地味にイタイ、

 

背景写真集の方は、部屋に持って帰ってきてパラパラ〜っと眺めただけで、今は例のごとく本棚の肥やしとなってしまっています……

なんで買ったんだろう…???

 

陰影を描く

簡単に陰影をつけていきます。

デジタルのいい所は、加筆修正がいくらでも出来るので、思い付いたことは取り敢えず描いてみればいい、という所。

失敗を恐れず、自分の想像力を余すことなく発揮できるんです^_^

今回は背景もちゃんと描こうと思い、一応ザックリと背景らしきものを描いてますが、何を描くかは全く決まっていません… 何を描いてるかもわかりません、

背景に関する知識・技術は、初心者同然です。お見苦しくてすいません…

 

顔で全て決まる?

取り敢えず顔はこんな感じに描けました↓

なかなかいいですね。

僕の場合、イラストの出来を左右するのはキャラクターの顔です。

顔が上手く描けたなら最後までモチベーションを保つことが出来ますが、

顔が思い通りに描けなかったら、もう心を病んでしまうほど落ち込んでしまいます……

衣装を着せました。

(ホントは半裸状態の美女を描いてるんですが、ブログにはあまり破廉恥な画像は載せられないので…仕方なく服を着せてます。)

 

奥行きを出すため、画面手前にちぎれ飛ぶチェーンみたいなものを描きました。

キャラクターのネックレスが、バイクを旋回させる勢いで「ちぎれて吹っ飛んだ!」みたいなイメージです。

 

青いシルエットは日本刀、

両手ともバイクのハンドルを握っているというのもつまらないので、片方の手は違うポーズをとらせることにしました。

困った時の日本刀……

キャラクターにどんなアイテムを身につけさせようか迷った時は、なぜかいつも日本刀を描いてしまいます。

日本刀カッコいいですからね^_^

でも日本刀を持っている意味(理由)が分からないので、別のアイデアを考えます。

 

何を持たせるべきだろうか?

 

続きはまた次回の投稿で、

取り敢えず顔は上手くいったので、良しとします。

では、もうちょっと描き進んだらまた途中経過アップしますね。

お楽しみに〜^_^

 

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